植木蒼悦記念館
北海道代表する水墨画家として、また俳人としても知られる植木蒼悦は、函館に戻った大正6年ごろから本格的な創作をはじめ、作品の発表や個展など函館を中心に勢力的な活動をみせますが、当時は受け入れられず、貧困の中で病院への入退院を繰り返すうちに次第に画壇に背を向け、自己表現の道を求めるようになります。
戦局が悪化をたどる昭和10年代後期には反戦意識をカッパに託した作品を描き続けるなど、心象をこめた自在の境を貫き、昭和44年に函館文化賞を受賞したほかは、社会的脚光を浴びることなく昭和57年3月に孤高貧窮の生涯を終えます。
この祈念館はこうした蒼悦の作品に心を打たれ、作品をコレクションしていた工藤豊吉氏の寄贈によるもので、蒼悦の情感がこめられた初期の油彩画をはじめカッパ図や書、俳句作品の約100点が収められています。
植木蒼悦祈念館と平和祈念館の展示物と建物は、長万部町で32年もの間病院を開業されていた故・工藤豊吉さんによるものです。
開館時間 午前9時〜午後5時 休館日 月・火・祝翌日
問合先 長万部町教育委員会 01377−2−2748 町民センター 01377−2−5396
料金無料 (注意事項 館内での撮影は厳禁)

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